グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



Home >  よくあるご質問 >  特に多くいただく質問内容

特に多くいただく質問内容


Q.検便で要精密検査になりました(便潜血陽性)。がんの心配はどれくらいでしょうか?

検便の検査は大腸の腺腫やがんは出血するため、便に血が混じっているかを調べる検査であり、毎年検診をうけることで大腸がんの死亡率が下がることが知られています。ほとんどの企業、自治体の検診に組み込まれ、自己負担なし、または、わずかな負担で気軽にできる検査です。要精密検査になった場合、大腸内視鏡検査を受けることになりますし、悪いものがあるかもしれないと、みなさんとても心配になると思います。では、がんの確率はどれくらいあるのでしょうか。

実は、便潜血陽性の方の中で、80%の方で「異常なし」と診断されます。20%で大腸ポリープが見つかり、大腸がんが見つかる方は2~3%と報告されています。要精密検査であっても、焦らず大腸内視鏡検査を受けてください。

1点注意があります。進行大腸がんでも10~20%が検便の検査で陰性、早期大腸がんにいたっては約50%が陰性になるというデータがあります。大腸がんでも、毎回出血するわけではないので、2回のうち1回でも陽性なら検査が必要ですし、陰性でも大腸がんの可能性が0ではありませんので、便秘や下痢、お尻から血が出るなどの症状がある場合には病院を受診し、大腸内視鏡検査の必要性など含めて相談ください。
 

Q.健康診断を受けて「ヘリコバクターピロリ菌に感染している」または、「感染している可能性が高い」といわれました。どうしたら良いでしょうか?

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染は、胃の炎症(胃炎)、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんを引き起こす細菌感染です。
現代では感染率が低下しているとされますが、衛生環境の整っていなかった世代からの家庭内感染の可能性はまだまだあります。また、保菌者であっても健康に過ごしている場合もありますので注意が必要です。

ピロリ菌の検査はいくつか種類があり、当院では以下の検査が可能です。
1. 迅速ウレアーゼ試験
内視鏡検査と一緒に検査できるため、その日のうちにピロリ菌の感染についての診断が可能です。

2. 血中抗ピロリ抗体検査
ピロリ菌に感染すると、本菌に対する抗体が患者さんの血液中に産生されます。血液(採血)を調べることで、ピロリ菌の感染を判定します。
ピロリ菌除菌後の抗体価低下には1年以上かかるケースがあるので、除菌判定には使用できません。

3. 尿素呼気試験
検査薬を飲む前後で容器に息を吹き込んで呼気を調べる検査です。内視鏡検査や採血を行う必要がないため、体への負担がなく、かつ精度も高い検査法ですが、内視鏡検査のように検査前に食事制限などがあります。
除菌判定にはこの尿素呼気試験をお勧めします。

4. 便中ピロリ抗原検査
便の検査でピロリ菌の感染を判定します。

5. 病理組織学的検査
内視鏡検査中に胃から取ってきた組織を顕微鏡の検査でピロリ菌の存在を判定する方法です。

現在は内視鏡検査で慢性胃炎があり、ピロリ菌がいることが診断されれば、保険診療で除菌が可能です。(お薬の内服で除菌が可能です)


ピロリ菌の診断方法(除菌の効果判定)などについて、ご不明な点がございましたら、遠慮なく当院にご相談ください。

Q.バリウムの検査を受けてポリープがあるといわれました。がんの心配がありますか?

胃のポリープは大きく下の3つに分類されます。
① 胃底腺ポリープ ② 過形成性ポリープ ③ 腺腫性ポリープ です。
胃底腺ポリープは一番多く見えられるパターンのポリープであり、このポリープはがん化しないため、放置しておいて問題ない「良性のポリープ」です。
しかし「過形成性ポリープ」や「腺腫性ポリープ」の可能性もあるので、一度は胃カメラを受けることをお勧めします。
胃カメラでは、ポリープの形態を観察し、組織をとることで上記ポリープの区別がはっきりします。
少しでも心配な場合には胃カメラを受けてみてください。

Q.肝臓がんや膵臓がんが心配です。どうしたら良いでしょうか?

肝臓、胆嚢、膵臓のがんは罹患率に対する死亡率も高く、特に膵臓がんは近年男女ともに増加傾向です。
腹部超音波検査や血液検査で最低限の検査が可能です。しかしながら、その診断は難しく、特に早期発見のためには造影剤を使用した腹部CT検査やMRI検査が必要です。
気を付けていただきたいのは、検査を受けるのはどの病院でも良いわけではありません。
造影剤を入れた後、撮影するタイミングのわずかなズレが膵臓がんや肝臓がんの見落としにつながります。
もしご心配な場合は、ぜひ当院へご相談ください。
最低限の必要な検査を行った後、適切な病院へご紹介させていただきます。

Q.予防接種は出来ますか?

はい。
インフルエンザ、肺炎球菌、B型肝炎、破傷風、二種混合、四種混合、日本脳炎、水痘、風疹、麻疹、その他に対応させていただく予定です。
期間が限定されているもの、複数回の接種が必要なものなどがありますのでお問い合わせ下さい。
尚、注射薬を取り寄せるのに日数がかかる場合もございますので、ご予約をお願いする予定です。
電話:053-467-1150

Q.クレジットカードは使えますか?

はい。当クリニックは各種クレジットカードが使用できます。
基本的にはどのクレジットカードも使えますが、鉄道系ICカードは使用できませんのでご注意ください。